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化粧品の有用性 評価技術の進歩と将来展望

監修
  • 武田克之(日本香粧品科学会理事長・徳島大学名誉教授・前学長)
  • 原田昭太郎(日本皮膚科学会理事長・NTT東日本関東病院副院長)
  • 安藤正典(国立医薬品食品衛生研究所環境衛生化学部部長)
編集・企画
日本化粧品技術者会
発行・発売元
(株)薬事日報社
ISBN
978-4-8408-0650-3
書籍注文専用TEL/FAX
TEL : 03-3862-2141 / FAX : 03-3866-8408
総論
  1. 化粧品の社会的有用性(化粧品の心理的効果、医療における化粧の効用、化粧の香り心理学、化粧はヘルス改善を謳えるか、他)
  2. 化粧品の皮膚科学的有用性(皮膚科学からみた化粧の効用皮膚科学と香粧品科学の共通認識を目指して、
    香粧品科学における抗酸化の効用、他)
各論
  1. スキンケア化粧品(洗浄用化粧品、保湿・肌荒れ防止用化粧品、アクネ用化粧品、紫外線ケア化粧品、美白化粧品、
    しわ・たるみ・くすみ・くま対応化粧品、他)
  2. メークアップ化粧品(ベースメーク化粧品、ポイントメーク化粧品、有用性向上のための技術、メークアップの心理的効用、他)
  3. ヘアケア化粧品(育毛用化粧品、フケ防止化粧品、かゆみ防止化粧品、洗浄用化粧品、パーマネント・ウエーブ用剤、
    ヘアカラー・ヘアブリーチ剤、他)
  4. ボデイケア化粧品(洗浄用化粧品、日焼け防止化粧品、スリミング用化粧品、かゆみ抑制、体臭防止化粧品、
    むだ毛のケア化粧品、他)
  5. フレグランス化粧品(嗜好の生理的評価、覚醒、鎮痛作用の評価、ストレス緩和、他)
  6. オーラルケア製品(むし歯予防効果の評価、歯周病予防効果の評価法、他)
書評

21世紀を迎え、予防医学が益々注目される中、医薬品とは異なった化粧品の社会的効用が果たす役割は極めて大きいといえる。本書はそのような観点から、化粧品の各カテゴリーごとにその機能、効用、消費者に対する有用性について、業界の第一線の研究者、皮膚科学、薬学関係の先生方によりまとめられたものである。その意味で本書は化粧品の機能と有用性、有効性の実証のほか、その評価法について展望したものとして業界関係者にとって有益の書といえる。(フレグランスジャーナル誌2001年6月月号より抜粋)