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グリチルリチン酸 [glycyrrhizic acid]

カンゾウ(甘草)より抽出される成分で、抗炎症、抗アレルギー作用などの有効性がある(図).また、甘味を有し、そのナトリウム塩は甘味料として用いられる.皮膚に対しては、接触性皮膚炎、日光皮膚炎、にきびなどの抑制作用が知られている.化粧品には、皮膚炎の抑制や肌荒れの改善を目的に、グリチルリチン酸のカリウム塩やアンモニウム塩が配合される.(岩崎敬治、近亮)

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