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嗜好型官能評価 [preferential sensory evaluation]

嗜好型パネル評価、一般パネル評価ともよばれる.“好き・嫌い”といった人間の感覚状態そのものを測定対象とする評価のこと.専門家ではない一般消費者がパネルとなり、個々の嗜好に基づいて結果を出す.企画・開発した製品の消費者への受容性や商品のイメージ把握などに用いられる.また、タイプの異なる商品を評価させ、パネルの性質を探ることにも用いられる.パネル人数が多ければ、市場での好みの分布や嗜好特性で分類したグループごとの特徴を把握することも可能となる.(宮田美紀)

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