LIBRARY ライブラリー

浴用剤 [bath preparation]

入浴剤ともいわれ、入浴のさい湯に混ぜて使用するもので、バスオイル、バスソルト、バブルバスなどがある(表).その使用目的は、効果薬剤の働きで保温効果を高め血行を促進する、体臭をおさえ清潔で健康な肌を保つ、心身に安らぎや活力を与えて気分を爽快にする、あせも、ひびや荒れた肌などにうるおいを与え正常化する、などがあげられる.こうした効能表現は、化粧品医薬部外品の分類によって薬事法上制約される.医薬部外品では“あせも、荒れ性、打ち身、肩のこり、くじき、神経痛、湿疹、しもやけ、冷え性、水虫、腰痛、リウマチ、痔、疲労回復、ひび、あかぎれ、産前産後の冷え性、にきび”に対する効果がうたえるが化粧品の場合は皮膚を清浄にする、および保湿効果(効果が立証できるとき)のみ表現できる.雑貨品についてはからだに対する効能効果表現を標榜することはできない.(岩﨑好一郎)

用語検索

索引