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温浸法 [maceration]

マセレーションともいい40〜70℃に加温した牛脂や豚脂に花びらを入れ、香りを牛脂や豚脂に移行させた後、エタノールで溶剤抽出してアブソリュートを採る精油製造法.加温するところと花びらを牛脂や豚脂に投入するところが、冷浸法と異なる.温浸法で香りを吸着した牛脂や豚脂は、冷浸法で処理されたものと同じくポマードとよぶ.しかし現在では、効率のよい溶剤抽出法が開発されたので、温浸法は行われていない.(浅越亨)

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