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「A」 一覧 150 件の項目があります。( 7 ページ目の 61 ~ 70 項目を表示)
アルキル硫酸エステル塩 [alkylsulfate ester salt]
高級アルコールの硫酸エステル塩で、陰イオン性界面活性剤の代表的なもの.高級アルコールの硫酸モノエステルをアルカリで中和することによりつくられる.高級アルコールとしては、やし油還元アルコール、直鎖および側鎖を有する各種アルコールが、また対イオンとしてナ ・・・続きを読む
アルキルトリメチルアンモニウム塩 [alkyltrimethyl ammonium salt]
水に溶解して陽イオンとなる界面活性剤で、アンモニウムイオンの4個の水素原子を3個のメチル基と炭素数8〜22の長鎖アルキル基で置換した構造をもつ.陽イオン性界面活性剤の中でもっとも汎用されており、逆性石けんともよばれる.高級脂肪酸からニトリルを経て合成され ・・・続きを読む
アラントイン [allantoin]
無味、無臭の無色?白色結晶性粉末で、冷水、エタノールにわずかに溶け、熱水、アルカリ溶液によく溶ける(図).ウシの羊膜(allantois)の分泌液中に発見されたのでこの名がつけられた.(→抗炎症剤)(三部晶子)
アレルゲン [allergen]
アレルギー反応の原因となる抗原物質.アレルゲンが、免疫応答を引き起こす能力をアレルゲン性あるいは抗原性とよぶ.アレルゲンになりうる物質には、タンパク質、糖質、脂質、化学物質(ハプテン)など自然界にある物質および合成化学物質がある.自然界のアレルゲンは ・・・続きを読む
アレルギー性接触皮膚炎 [allergic contact dermatitis]
免疫応答に基づく遅延型アレルギー性の接触皮膚炎のこと.発症機序刺激性接触皮膚炎は刺激物に対する皮膚炎であるが、アレルギー性接触皮膚炎は、皮膚に接触した抗原や化学物質(ハプテン)が抗原提示細胞であるランゲルハンス細胞により認識されて起こるTリンパ球 ・・・続きを読む
アレルギー素因 [allergic diathesis、 allergic predisposition]
アレルギー体質
アレルギー体質 [allergic diathesis、 allergic predisposition]
親から子どもに遺伝する因子のこと.アレルギー疾患は遺伝しやすい.アレルギー素因ともよばれる.I型アレルギー疾患については免疫遺伝学的解析が行われ、抗原特異的免疫グロブリン(Ig)E抗体産生と、免疫応答遺伝子と免疫抑制遺伝子の関与が解明されている.また、IgE産生 ・・・続きを読む
アレルギー体質肌 [allergic diathetic skin]
アレルギー性接触皮膚炎など、アレルギー反応が起きやすい肌のこと.また、特定のアレルギー物質に対して過敏でかぶれた経験があり、アレルギー症状に伴い肌状態が変調しやすい肌のことも意味する.アレルギー性鼻炎など皮膚以外の症状に付随して、刺激に対する皮膚の感 ・・・続きを読む
アレルギー [allergy]
人体に入ってきた物質を異物と認識し、それを排除しようとして起こす過敏な反応のこと.この反応はアレルギー反応あるいは過敏反応とよばれる.人間のからだに備わった抗原抗体反応が、侵入してきた細菌やウイルスなどの病原体を抗原として認識し、それに対して効果的に ・・・続きを読む
アレルギー性評価試験法 [allergy test]
感作性試験ともいう.皮膚に現れる免疫系を介したアレルギー反応を事前に予測し、評価するための試験法.物質を抗原として認識させる操作(誘導)と一定期間後に再度適用する操作(誘発)の二つの過程が必要で、現在では、感作性試験法あるいはヒト反復パッチテスト(RIPT ・・・続きを読む