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ジメチコン

パーマ剤1液を毛髪に塗布したときに硫化水素とともに発生する成分．メタンチオール、メルカプトメタンともいう．分子式CH3SH、分子量48.11、沸点5.95 ℃で、発生量は硫化水素よりも少量であるが、腐ったタマネギ様の強い悪臭を放つ．その臭いは、パーマ剤以外でも口臭や生ご･･･続きを読む

微生物が存在しない状態をつくり出すこと．広義には殺菌（たんに微生物を殺すこと）や除菌（微生物を除去することで数を減らし、清浄度を高めること）も含まれる．化粧品または医薬部外品の分野でも用いられる用語であるが、本来は医療の分野で用いられ、消毒（病原微生物･･･続きを読む

先天的なあざや不慮の事故による火傷などの外観を軽減するために植皮術が行われているが、その術後ケアの一環として行うエステティックのこと．三つの技術領域からなり、患者の社会復帰に大きく貢献している．（1）メディカルスキンケア植皮術後の患部皮膚における瘢痕（はん･･･続きを読む

米国国立医学図書館（NLM）が作成して提供している文献情報のデータベースで、ライフサイエンス分野では世界最大級のものである．収載分野は医学、看護学、歯科医学、獣医学、医療システムなどの生物医学分野と薬学分野である．米国ほか70カ国の外国で出版された約4,000の生･･･続きを読む

N-アセチル-5-メトキシトリプタミンのこと．第三脳室の後方に存在する松果体に存在するホルモンであり、松果体で合成され、そこから血中と脳脊髄液中に分泌される．メラトニンの合成・分泌は、ノルアドレナリンによって引き起こされる．夜増加し、昼に低レベルを維持すると･･･続きを読む

広義には動植物界に広く存在する褐色ないし黒色の色素の総称である．メラニンの質や量はヒトにおいては皮膚や毛髪の色を、また、ほかの動植物においても色彩を決定する重要な因子の一つである．ヒトの場合、メラニンが分布している主要な部位は、皮膚、毛髪、眼球である．お･･･続きを読む

メラニンを還元することにより、メラニン元来の色を薄くする化合物のこと．黒褐色のユウメラニンは酸化還元の状態によって色調が異なっており、酸化状態で色がより黒く、還元状態では色が薄くなると考えられている．メラニンを還元する作用をもつ物質としてはビタミンCお･･･続きを読む

メラニン

メラニンが生成される経路を阻害する働きをもつ成分．美白成分の代表的なものの一つ．おもな作用機序は、メラニン生成の重要な酵素であるチロシナーゼの活性阻害で、具体的にはアルブチン、コウジ酸、エラグ酸、ルシノール＊、桑白皮エキス・当帰エキスなどの植物･･･続きを読む

日本化粧品技術者会 THE SOCIETY OF COSMETIC CHEMISTS OF JAPAN