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「し」 一覧 140 件の項目があります。( 7 ページ目の 61 ~ 70 項目を表示)
シプレー調 [chypre tone]
1917年にコティ社から発売された香水“シプレー”の香調で、その名前がそのまま香りの分類の一つとなった.シプレーとは、地中海のキプロス島が昔フランス領だった時代の名、シープル島に由来し、この島をイメージしてつけられた.もっとも大きな特徴は、フレッシュなベルガ ・・・続きを読む
ジプロピレングリコール [dipropylen glycol]
べたつきの少ない無色透明の粘性のある保湿剤.製品ののびをよくするために、柔軟剤としても広く化粧品に用いられる.水、アルコールなどとよく混合する性質をもつ.(神田吉弘)
脂肪 [fat]
脂肪酸類のグリセリンエステルを総称して油脂という.油脂のうちで融点の低いものは常温で液体となり脂肪油、高いものは常温で固体で脂肪とそれぞれよぶ.生物のエネルギー源として重要な物質で動植物界に広く分布し、動物では皮下、筋肉、肝臓などに貯蔵されている.脂肪酸 ・・・続きを読む
脂肪酸 [fatty acid]
RCOOH(Rは飽和または不飽和の炭化水素鎖)の一般式で表される化合物.広く、天然の油脂、ろうなどにエステル類として含まれている.動植物油脂類に含有されるものには直鎖カルボン酸が多く、それらのほとんどが炭素数偶数であることが特徴であり、その大部分は飽和酸ではC8 ・・・続きを読む
脂肪代謝 [fat metabolism]
体内で脂肪を分解して生命活動のために必要な物質の合成やエネルギーへと変化させること.脂肪は皮下結合織、腸間膜、筋肉間組織、内臓の周囲などの脂肪細胞内の油滴に、中性脂肪として蓄えられている.中性脂肪は脂肪細胞内のホルモン感受性リパーゼによって脂肪酸とグ ・・・続きを読む
しみ [pigmented spot、 pigmented lesion、 pigment disorder]
一般に、表皮メラノサイトがメラニンを過剰に生成した結果、皮膚に褐色の色素が沈着、発生した状態のこと.通常しみといわれているものには、皮膚科学的分類では、老人性色素斑(光線性色素斑ともいう)、肝斑、母斑、そばかす、(雀卵斑)、黒皮症、炎症後の ・・・続きを読む
ジメチコン [dimethicone]
メチルポリシロキサンともいう.シリコーン油の一つ.臭いはほとんどなく、無色透明な液または粘性のある液で、はっ水性に優れているため、水や汗による化粧くずれを防ぐ効果がある.また、油分のべたつき感をおさえて、軽い使用感を与え、ほかの成分の皮膚上あるいは頭髪 ・・・続きを読む
弱酸性化粧品 [weakly acidic cosmetic]
製品の基剤が弱酸性の領域にある化粧品.基本的に、水性基剤の製品(化粧水や水中油型の乳液・クリーム、洗浄剤など)に適用される概念で、油性製品(油中水型乳化タイプも含む)や粉末製品には適用されない.健康な皮膚表面のpHは、4.5〜6.5程度の弱酸性の範囲にあるとい ・・・続きを読む
弱酸性石けん [acid bar soap]
弱酸性の固形石けん.通常の石けんはアルカリ性で、酸性側では泡立たなくなるため、合成界面活性剤を配合してつくられる.脂肪酸石けんに非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤などを併用するのが一般的である.(→石けん)(田端勇仁)
雀卵斑(じゃくらんはん) [ephelides、 freckle]
そばかす