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「か」 一覧 118 件の項目があります。( 2 ページ目の 11 ~ 20 項目を表示)
界面張力 [interfacial tention]
2相が接している境界面で、その界面の面積を縮小する方向に働く力をいう.とくに液体が気体と接している界面では、液体はその表面をできるだけ縮小しようとする性質があり、この表面を縮める力を表面張力という.(神田吉弘)
火炎長試験 [inflammable examination]
引火性試験
香りのタイプ [tone of perfume]
フレグランス化粧品、とくに香水、オーデコロンに賦香されている香りの種類のこと.香調ともいう.フレグランス化粧品の香りのタイプは通常○○調(tone)と表現されるが、女性用と男性用で明らかな違いがある.女性用フレグランス化粧品の香りのタイプは、大きく分けて、� ・・・続きを読む
カオリン [kaolin]
天然に産する含水ケイ酸アルミニウム[Al2Si2O5(OH)4]で、白色〜類白色の砕きやすい塊あるいは粉末状の粘土鉱物.カオリンという名称は磁器原料として用いられる純度の高い白色粘土を産する古代中国の高嶺(Kauling)に由来し、チャイナクレー、白陶土ともよばれる.現在 ・・・続きを読む
カカオ脂 [cacao butter]
アオギリ科の喬木であるカカオの種子から得られる硬くてもろい淡黄色の脂肪で、わずかにチョコレート様の芳香をもつ.トリグリセリドの構成脂肪酸はパルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸などで、人の体温よりやや低い31〜35℃にシャープな融点をもつため、古く ・・・続きを読む
架橋 [crosslinking]
タンパク質などの生体成分が、時間経過とともに自然に、あるいは酵素反応などを介して共有結合して結びつくことをいう.たとえば、コラーゲン分子が規則正しく集まって線維を形成するとき、リジルオキシダーゼという酵素によって分子内の三本鎖間や分子間に架橋が起こり、 ・・・続きを読む
角化 [keratinization]
表皮における、基底細胞が有棘細胞、顆粒細胞、角層細胞と変わっていく過程のこと.ケラチノサイト(表皮角化細胞)が基底層において細胞分裂し、一つは基底層にとどまり、もう一つは有棘(ゆうきょく)層*、顆粒層を経て角層に至り、最終的には垢(あか)となって ・・・続きを読む
角層剥離 [desquamation]
角層細胞が皮膚表面からはがれ落ちること.角層細胞は扁平な形をしており、互いに層状に密接に接着することで重層化して角層を形成している.最外層では、その接着機構が弱まって角層細胞が皮膚からはがれ落ちる.角層細胞の接着機構には、デスモソームによる接着や角層細 ・・・続きを読む
ターンオーバー [turnover]
基底層におけるケラチノサイトの増殖と、角化の過程、角層剥離は、絶え間なく行われている.その生まれ変わりをターンオーバーという.健康な皮膚においては一定のリズムでターンオーバーが繰り返されているため、その生まれ変わりには気づかないことが多い.しかし、ターン ・・・続きを読む
角化細胞 [keratinocyte]
ケラチノサイト