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「S」 一覧 239 件の項目があります。( 11 ページ目の 101 ~ 110 項目を表示)
皮膚感受性 [skin sensitivity]
皮膚において外界の刺激を認識する感度あるいは反応性のこと.痛みや温度といった感覚に関するものと、炎症反応の二つに大別して考えることができる.それぞれには、感受性を変動させる内的および外的要因が存在し、個人、人種、性、年齢、部位、精神状態、気温、湿度など ・・・続きを読む
皮表 [skin surface]
皮膚表面のこと.皮膚表面の総面積は成人で平均1.6m2、皮膚のみの重量は3kg弱に及ぶ.皮表には皮溝とよばれる細かい大小の溝が交差し、その間は皮丘とよばれるひし形または三角形の隆起となる.手掌、足底では皮溝・皮丘が流線状に並び、いわゆる指紋・掌紋を形成する. ・・・続きを読む
皮脂膜 [skin surface film]
皮膚表面(皮表)で脂腺やケラチノサイト(表皮角化細胞)に由来する脂質が、汗や水分などと乳化した状態でできた膜のこと.肌の保湿やしっとりさなどの皮膚感触に、重要な役割を果たしている.(北村謙始)
皮表脂質 [skin surface lipid]
皮脂
皮膚温 [skin temperature]
皮膚表面の温度のことで、外的・内的因子により変化する.外的因子としては外気温や風が、内的因子としては年齢、皮膚厚、周期変動、発汗、血流量などがあげられる.皮膚温には部位差も存在し、皮下脂肪の多い部分は低温、少ない部分は高温となるといわれている.また、皮膚 ・・・続きを読む
スキンタイプ [skin type]
スキンタイプは、ある一定条件下で太陽光に暴露されたときに皮膚に現れる反応によって分類される(表).春から夏にかけて30〜45分日光浴した後の皮膚反応によって判断される.サンバーンを起こしやすいヒトを高い紫外線感受性、サンバーンは起こさずにサンタンを起こす ・・・続きを読む
肌質診断 [skin type examination]
肌質を見極めること.適切なスキンケアを実施するために重要な情報となる.肌質診断の方法としては、①皮膚測定を行い角層水分量と皮脂量から、脂性肌、普通肌、乾燥肌、乾燥型脂性肌に判別する方法と、②頬のあぶらっぽさ、洗顔後の頬のつっぱり感、 ・・・続きを読む
皮膚賦活 [skin vitality]
皮膚
皮膚 [skin、 cutis]
体表を覆い、外界に対して障壁をつくって生体を保護している器官.ヒトの皮膚とほかの動物との最大の相違点は、汗腺が全身に分布していることと毛皮でないことである.皮膚の厚さ(表皮と真皮を足した厚さ)は1.0〜4mmで、一般に女性よりも男性が厚く、幼児よりも成人 ・・・続きを読む
スリミング剤 [slimming product]
からだに働きかけ、目的とする部位のサイズを小さくする効果をもつ製剤.痩身用化粧品ともいう.スリミング剤はボディに使用し、使用後衣服を着用することから、顔用化粧品に比べてべたつかない使用性のものが求められる.このため剤形としてはローション、エッセンス、ジェ ・・・続きを読む