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「S」 一覧 239 件の項目があります。( 14 ページ目の 131 ~ 140 項目を表示)
溶剤抽出法 [solvent extraction]
揮発性有機溶剤(石油エーテル、ヘキサン、アセトン、エタノール)を使って、植物から植物油、活性成分、天然香料などを抽出する方法.ほかの抽出法と比較すると効率的に、変質させずに目的物を取り出させるという特徴がある.香料の場合は水蒸気蒸留法では熱がかかって ・・・続きを読む
ソルビン酸 [sorbic acid]
防腐剤である.真菌に対する静菌活性があるが、細菌に対しては弱い.クリーム、ローション用の抗真菌防腐剤として使用される.無色の針状結晶または白色の結晶粉末で、臭いはない.(山戸直弥)
ソルビタン脂肪酸エステル [sorbitan fatty acid ester]
ソルビタンと脂肪酸がエステル結合した構造をもち、非常に安定性、安全性の高い親油性界面活性剤.食品添加物として認可されている.ソルビタンはソルビトールが分子内脱水を起こしたもので、ヒドロキシル基を4個もっているので、ソルビタンと脂肪酸のモル比により、モノ、 ・・・続きを読む
ソルビトール [sorbitol]
広く植物中に存在する6価のアルコール.CH2OH(CHOH)4CH2OH、分子量182.17で、藻、海藻、タバコおよび多くの果実(とくにバラ科)に見出されるほか、ヒツジの精嚢やヒツジ胎児の血液など動物体内にも存在する.白色の粒、粉末または結晶性粉末であり、無臭、清涼な甘味があ ・・・続きを読む
スペーサー効果 [spacer effect]
メークアップ化粧品の色は、いろいろな色素によって出されるが、その効果を最大限に発揮させて美しい色を得るために、色素をより細かく粉砕したり、配合する基剤に、より均一に分散させるなどさまざまな方法が工夫されている.その中で、基剤の屈折率に近く、色素の色を ・・・続きを読む
特殊容器 [special container]
各容器形態に入らない特殊な形態のもので筆式容器や2液混合容器などをさすが、特殊容器の明確な定義はない.
(1)筆式容器
内容物により大きく3種類の方式がある.低粘度の内容物用は、液状アイライナー用ペンシル状容器などに使用されている.容器の基本原理は万 ・・・続きを読む
専門パネル評価 [specialist panel evaluation]
分析型官能評価
特定病原菌 [specific pathogen]
化粧品から検出されてはいけないとされる病原微生物の総称.日本化粧品工業連合会が自主基準としてまとめた“化粧品の製造及び品質管理に関する技術指針”(いわゆる化粧品GMP)の中で規定されており、大腸菌群(主としてEscherichia coli)、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa ・・・続きを読む
比容積 [specific volume]
粉体の比容積
粉体の比容積 [specific volume of powder]
粉体を一定の方法に基づき充填した場合の1 gあたりの容積(mL).その値は測定方法に応じて異なり、一定量の粉体を漏斗上からメスシリンダーに徐々に落下させた後に粉体表面を軽くならしてその容積を読み取り測定する見掛け比容積や、一定量の粉体を試験管に入れ、比容積測定 ・・・続きを読む