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「ひ」 一覧 135 件の項目があります。( 9 ページ目の 81 ~ 90 項目を表示)
皮膚感受性 [skin sensitivity]
皮膚において外界の刺激を認識する感度あるいは反応性のこと.痛みや温度といった感覚に関するものと、炎症反応の二つに大別して考えることができる.それぞれには、感受性を変動させる内的および外的要因が存在し、個人、人種、性、年齢、部位、精神状態、気温、湿度など ・・・続きを読む
皮膚血流 [blood flow of skin]
皮膚にある血管に流れる血液、またその状況.循環系でもっとも細かく、直接細胞組織の代謝に関与する微小循環血管系は、血液を細胞に分配し、細胞の代謝産物を運び去るという機能をもっている.また、血圧の調整のほかに血液の貯蔵所としての役割もある.皮膚は血管に富んで ・・・続きを読む
皮膚呼吸 [cutaneous respiration]
皮膚を介して血液と外界との間で行われるガス交換をいう.特別な呼吸器官をもたない下等動物は体表を通して酸素を取り入れている.ミミズでは全呼吸量の100%、カエルでは30〜50%、ハトでは1%以下で、程度の差はあれ動物に共通のものと考えられている.ヒトにおいては0.6% ・・・続きを読む
皮膚刺激 [skin irritation]
刺激物質や物理的刺激によってダメージを受けた皮膚の細胞から放出された炎症メディエーターによって生じる、免疫系を介さない可逆的な炎症反応.とくに表皮のケラチノサイト(表皮角化細胞)は、刺激によりアラキドン酸代謝物やサイトカインなどを産生するこ ・・・続きを読む
皮膚疾患 [dermatosis]
皮膚病
皮膚常在菌 [resident skin bacteria]
健康なヒトの皮膚表面に通常に存在する菌のこと.皮膚定住菌ともよばれ、一見、清潔に見える健康な皮膚にも、われわれの目に見えない約100〜10000000cell/cm2の微生物が存在する.表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis)をはじめとするMicrococcus属細菌やアクネ菌(P ・・・続きを読む
皮膚色 [skin color]
皮膚の色調に関与する因子としては、メラニン、ヘモグロビン、カロテンなどがあり、人種、年齢や個人差が大きい.さらに、健康状態やストレスなどの情動によっても変化する.もっとも大きな影響を与えるのはメラニンであり、通常は基底層にあって黒褐色の色調をあた ・・・続きを読む
皮膚生理 [skin physiology]
皮膚で起こっている生命現象全般の総称.皮膚は生体の最外層に位置し、生体と外界との境界を形成している.しかし、たんなる物理的な境界ではなく、さまざまな生命活動が営まれている.
生体を守る皮膚の働き
皮膚の面積は成人で約1.6〜1.8 m2、重さは体重の約8% ・・・続きを読む
皮膚生理指標 [skin physiological parameter]
皮膚の状態を客観的に判断するために用いられる機器計測値のこと.皮膚の状態は、生体内外の環境によって常時変化しているため、皮膚を傷つけずに測定可能な指標は有用である.よく用いられる指標には、角層水分量、経表皮水分蒸散量、皮脂量、皮膚粘弾性、皮膚表面形態 ・・・続きを読む
皮膚貼付試験 [patch test]
パッチテスト