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「か」 一覧 118 件の項目があります。( 1 ページ目の 1 ~ 10 項目を表示)
外観光沢 [gloss of appearance]
口紅などの油性製品において、表面での光の反射する状態(光を受けて輝くこと)をさしていう.化粧品においては外観の美しさは重要な要素である.一般に表面が平滑なほど外観光沢があり、表面に凹凸が多いほど反射光が拡散されて外観光沢が少なくなる.よって口紅などでは ・・・続きを読む
外観色 [color of appearance]
ファンデーションや口紅の外観の色のこと.色材と油分の比率や混合するときの機械力(機械力が強いと分散状態がよくなる)、あるいは成形表面の凹凸により変わってくる.油分が多く配合されたり強力に混合された場合には濡れ色になり、色は濃くなる.また、表面に凹凸がある ・・・続きを読む
概日リズム [circadian rhythm]
外部の温度が一定で明暗の交代がないような恒常環境下で、生物機能が約24時間周期で変わるリズム性のある変動のこと.サーカディアンリズムともいう.たとえば、人の体温は明け方にもっとも低く、日中に上昇して午後から夜にかけてピークを迎えてふたたび下降し、睡眠中も下 ・・・続きを読む
解乳化 [demulsification]
乳化破壊
概年リズム [circannual rhythm]
外部環境の変化がなくても、約1年の周期をもつ内因性の生体リズムのこと.サーカニュアルリズムともいう.季節リズムと概年リズムは多くの点で共通部分が多い.自然環境下では季節リズムの影響を受けるので区別できないが、実験環境下では両者を区別できる.たとえば、人間 ・・・続きを読む
回復皮脂 [replacement lipid]
皮脂を除去後、一定範囲において、一定時間内に排泄される脂質量.回復皮脂を測定することで皮脂の産生量をはかることができ、またにきびの重症度を知る上で重要な指標になる.通常顔面の回復皮脂の測定は、一定範囲を確保しやすい額部を測定部位とする.皮脂をよく吸着 ・・・続きを読む
開放流通品 [open-market merchandise]
一般品
界面 [interface]
均一な状態にある物質と物質の境目のこと.界面ができるのは、固体-液体、固体-気体、液体-気体の間であるが、性質が異なり互いに混ざり合わない液体-液体間や固体-固体間にも界面ができる.このうち、気体との界面をとくに表面とよぶ.“ガラス容器と水の界面”“水と油の界面” ・・・続きを読む
界面活性剤 [surfactant、 surface active agent]
分子内に親水性の部分と親油性の部分をあわせもつ両親媒性分子で、表面や界面に吸着、配向して界面張力(界面自由エネルギー)を著しく低下させる物質のことで、その親水基の種類(イオン性)により、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活 ・・・続きを読む
界面活性剤相 [surfactant phase]
界面活性剤分子が無限に会合したもの.親水部に水、親油部に油を可溶化した両連続構造をもつ(→総論図13.10).D相ともいう.酸化エチレン(EO)型非イオン性界面活性剤、油、水の3成分が共存するとき、曇点*以下の温度では界面活性剤が親水性を示すため、油を可溶化した ・・・続きを読む