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「A」 一覧 150 件の項目があります。( 6 ページ目の 51 ~ 60 項目を表示)
アルコール代謝酵素 [alcohol metabolizing enzyme]
アルコール(エタノール)は、エタノールからアセトアルデヒドまでの酸化、アセトアルデヒドから酢酸までの酸化、そしてそれ以降と、おもに3段階で代謝される.アルコール代謝酵素はそうしたアルコールの代謝にかかわる酵素群の総称である.アルコールの酸化は、大部分がアル ・・・続きを読む
アルコールパッチテスト [alcohol patch test]
化粧品などに含まれるアルコール類に対する皮膚の感受性を調べるために行われる.一般には酒類に対する反応、いわゆる酒に強いか弱いかを調べるために行われることが多い.通常、エタノール(アルコール)をガーゼなどに数滴たらし、絆創膏などで上腕内側などに数分間貼りつ ・・・続きを読む
アルデヒドシプレー調 [aldehyde chypre tone]
優雅で、大人らしさを感じさせるシプレー調に、アルデヒドフローラル調の華やかさが加わり、よりエレガントで、女性らしさを感じさせる香りのこと.モダンシプレー調ともいう.1917年に発売された“シプレー”(コティ社)に代表されるシプレー調が、その後1921年に発売されア ・・・続きを読む
アルデヒドフローラル調 [aldehyde floral tone]
フローラルノート*に比較的多量の脂肪族アルデヒドをブレンドした香り.その高級感、華やかさから近代的な香水の幕開けとなった香調である.代表は“シャネルN°5”(シャネル社).モダンフローラル調ともいう.トップノートにはベルガモット油、レモン油、ミドルノート ・・・続きを読む
アルギン酸 [alginic acid]
アラメ、カジキ、コンブなどの褐藻類を希アルカリ溶液で処理した粘稠な溶液を過し、酸を加えたとき生じる弾力性のある酸性物質のこと.alga(藻類)にちなんでアルギン酸と名づけられた.マンノウロン酸のβ-1、4結合からなる直鎖分子で、褐藻類の細胞膜を形成する構造多糖類 ・・・続きを読む
アルカリ石けん [alkali soap、 alkaline soap]
石けんは高級脂肪酸のアルカリ塩であり、この性質からアルカリ石けんともよばれる.アルカリとしてはカセイソーダやカセイカリが主として用いられ、できあがった石けんをソーダ石けん、ならびにカリ石けんとよんでいる.(神田吉弘)
アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン [alkyl dimethyl amino acetic acid betaine]
アルキル第三級アミンとモノクロロ酢酸ナトリウムを反応して得られる両性界面活性剤で、第四級アンモニウム塩型のカチオン(陽イオン)部とカルボン酸塩型のアニオン(陰イオン)部との性質をあわせもつ.水に対する溶解性がよく、幅広いpH領域で安定であるという特徴が ・・・続きを読む
アルキルリン酸エステル塩 [alkyl phosphate ester salt]
高級アルコールや、高級アルコールに酸化エチレンを付加重合して得られるポリオキシエチレンアルキルエーテルのリン酸エステルを、アルカリで中和することでつくられ、陰イオン性界面活性剤として使用.白色〜淡黄色の油液.ワセリン様またはろう状の物質で、耐アルカリ ・・・続きを読む
アルキルアミドジメチルアミノ酢酸ベタイン [alkylamido dimethyl amino acetic acid betaine]
脂肪酸もしくは脂肪酸アルキルエステルとジメチルプロピレンジアミンから脂肪酸アミドアミンを合成し、モノクロロ酢酸ナトリウムを反応させることにより得られる成分で、泡立ちに大きく関与する両性界面活性剤.アルキルジメチルアミノ酢酸ベタインと比べて、通常の状態で ・・・続きを読む
アルキルアミンオキシド [alkylamine oxide]
陽イオン性をもった非イオン性界面活性剤.N-アルキルジメチルアミンに過酸化水素を反応させて得られるN-アルキルジメチルアミンオキシドが、一般に水溶液として市販されている.水溶液は無色〜淡黄色の透明液体で、わずかに特異な臭いがある.陰イオン性界面活性剤と複 ・・・続きを読む