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「ら」 一覧 20 件の項目があります。( 2 ページ目の 11 ~ 20 項目を表示)

ラベンダー油 [lavender oil]

シソ科の多年生草木ラベンダー(Lavandula officinalis L.)の花とその花茎の水蒸気蒸留法で得られる精油.以前は、南フランスが主産地であったが、現在はブルガリア、イタリアが主産地になっている.主成分は酢酸リナリルとリナロールで、両者あわせて70%ほどを占め、す ・・・続きを読む

ラミニン5 [laminin 5]

カリニンともいう.基底膜の構成成分であるアンカリングフィラメントで構成されており、α1、β3、γ2のポリペプチド鎖から構成されるヘテロトリマータンパク質.上皮細胞の基底膜に局在し、ケラチノサイト(表皮角化細胞)の接着促進活性、遊走促進活性を有している.産生 ・・・続きを読む

ラメ剤 [lame、 (仏)lae]

ネイルエナメル、口紅、アイシャドーなどのメークアップ化粧品において、きらきらとした点在感のある輝きを放つ材料.ラメともいう.パール剤と同様に美しい質感を演出するために用いられる.これまでメークアップ化粧品の輝きのある質感は、パール剤が主流であったが、フ ・・・続きを読む

ラメラ液晶 [lamella liquid crystal]

分子内に親水基親油基(疎水基)をもつ両親媒性の分子が形成する液晶リオトロピック液晶)の典型的な構造の一つで、層状構造の液晶のこと.両親媒性分子の二分子膜が親水部に水を保持して層状に配列しており、親油部には油が存在することもある.レシチン(ホ ・・・続きを読む

ラメラ顆粒 [lamellar granule]

層板顆粒

ラメラ構造 [lamellar structure]

薄い層状または板状の構造が積層している構造(図).とくに角層細胞間脂質の構造をさす場合がある.角層細胞間脂質は、セラミド脂肪酸コレステロールを主成分とするが、これらは分子内に疎水性部分と親水性部分とをもっているため、規則正しく配列して層状の集 ・・・続きを読む

ランゲルハンス細胞 [Langerhans' cell、 Langerhans cell]

抗原提示細胞の一つ.1868年にLangerhansにより発見された樹枝状細胞で、樹枝状の突起を表皮細胞間に伸ばしており、細胞質内にラケット状のバーベック顆粒が認められる.抗原提示細胞として貪食能を有して侵人した異物を取り込み、抗原性を認識して所属リンパ器官へと移動 ・・・続きを読む

卵胞期 [follicular phase]

月経から排卵までの、卵胞ホルモン(エストロゲン)が多く分泌される時期のこと.この時期は、卵胞ホルモンが子宮内粘膜の増殖を促進させる時期である.月経で剥離した粘膜下に残った基底層に卵胞ホルモンが作用して、新しい粘膜がつくられる.(江川麻里子)

卵胞刺激ホルモン [follicle-stimulating hormone]

下垂体前葉の性腺刺激ホルモンの一つで、糖タンパク質(分子量約34,000)である.精巣では、精細管の発育および精子形成の促進を行い、卵巣では卵胞の発育と成熟、およびエストロゲン(女性ホルモン様物質)の産生、分泌を促進する.(神田吉弘)

卵胞ホルモン [follicular hormone]

卵胞よりおもに分泌されるホルモンで、エストロゲンともいう.エストラジオール(E2)、エストロン(E1)、エストリオール(E3)の3種がその代表的なものである.生理活性は強い順に、E2、E1、E3であり、これら内因性のものはステロイド骨格をもつ.このほかにも、同様の生 ・・・続きを読む

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